お知らせ

信頼できる外壁塗装業者を選ぶ方法

外壁塗装業者の中には、悪徳業者も含まれているといいます。ある程度まとまったお金のかかる外壁塗装ですから、優良業者を探し出して、トラブルを避けたいものです。この記事では、信頼できる外壁塗装業者を選ぶ方法についてご紹介します。

 

外壁塗装でトラブルに巻き込まれないためには

外壁塗装工事を依頼する業者を探す方法として、最近、注目を浴びているのが相見積りにより業者を絞る方法です。ただ、これだけでは相場はある程度わかっても、業者の信頼度までは量れないのではないでしょうか。「訪問業者は避けたほうがよい」「安いだけで選んではダメ」など、インターネット上にはさまざまな業者選びの目安が書かれていますが、本当のところはどうなのでしょうか。

実は、住宅で行われる工事の中で、もっともトラブルに発展しやすいのは、外壁塗装を含む塗装工事です。これは塗装工事が住宅でもっとも数多く行われる工事なので、ある程度、仕方のない部分はありますが、それにしても後々、問題が出やすい工事であることは間違いないでしょう。

では、工事の頻度が多いことは除き、なぜ塗装工事はトラブルにつながりやすいのでしょうか。もちろん理由はさまざまですが、中でも多いのは、業者を比較してはいるものの、結局、もっとも安い業者を選んでしまう…ことです。業者の腕や作業の質を無視して「安さ」で選んでしまうと、平気で手抜き作業をするような業者に引っかかってしまいます。このような作業をする業者がもちろん一番悪いのですが、トラブルを防ぐためには、お客として最低限の知識を身に付けておくことが重要です。

サービス内容を確認することもとても重要です。悪徳業者は、客が塗装の知識を持たないことをいいことに、巧妙に作業を省いたり、安い塗料を使ったりして客をだまします。本来、省けないはずの作業を省いているような業者も存在します。たとえば、塗装は3度塗りが基本ですが、2度塗りでごまかすような業者もいるので注意が必要です。このあたりは見積りに記載されるはずですが、そもそも知識がないとわからないので、業者としてはつけこみやすいところなのです。これを防ぐためには、客側も最低限、理論武装する必要はあるでしょう。以下にトラブルを防ぐためのポイントを3つご紹介します。

 

現場で外壁の状態をチェックしてくれる業者

現場のチェックなど当たり前のことのように思えますが、それをしっかりやらずに工事の見積りを出してくるような業者があることも事実です。実際にチェックに現れた場合でも、実は塗装の知識をまるで持たない営業の人だった、ということもあります。外壁のチェックは、専門知識を持つ人間でないとできません。誰でもわかるような劣化についてだけではなく、細かい部分までもチェックしたうえで作業を提案してくれるような業者なら、信頼できる業者といえるでしょう。外壁とはいえ、手の届かないような場所も見て、しかも実際に報告書を作成してくれるような業者がおすすめです。

 

見積書の内容

複数の業者に見積りを依頼する相見積りについては、ご存じの方も多いと思います。しかし、比較しようと思っても、業者によって使う言葉も違えば、価格もかけ離れている、ということも少なくありません。

本来、見積書には塗料や資材などが細かく書かれるべきなのですが、業者によっては「外壁工事一式」だけで済ませているケースがあります。これだけでは何のことだかさっぱりわかりません。これだけでは、とてもではありませんが、どんな工事が行われるのか理解できません。最低限、「内訳が細かく書かれている」「塗料は平方メートル単位で書かれている」、そして「塗料の製品名が具体的に書かれている」かどうかチェックしましょう。

 

アフターサービス

多くの優良業者は、アフターサービスを用意しています。ただ、アフターサービスがあればいいということではなく、その内容が大切です。一般的には工事を行った業者による「工事保証」と、塗料メーカーの「製品保証」があります。工事保証を付帯させる業者は、作業の質に自信を持っている表れでもありますので、高確率で信頼できる業者だといえます。

 

 

 

外壁塗装業者の評判を探る方法

今はインターネットがあるので、外壁塗装業者の評判を探るのもかんたんと考えがちですが、意外に情報を集めるのは難しいことです。情報元の信頼度も判断しなければならないので、情報を集めるだけになってしまうこともあります。どうしたら、うまく業者の評判を探れるのでしょうか。

 

インターネットを利用する

インターネットのクチコミサイトを利用するのはオーソドックスな方法だといえます。業者選びのほか、外壁塗装に関する知識を仕入れる場としても利用できるので、チェックして損はありません。ただし、マッチングサイトなどの場合は、評価を完全に信じないようにしましょう。業者とサイトに利害関係があるので、その点だけは要注意です。

ある程度、塗装業者の目星がついているようなら、その業者をGoogleで検索してみましょう。「業者名+評判」で検索すると、ある程度は評判に関する情報が出てくるはずです。主観的な情報も多いとは思いますが、より多くの利用者が評価しているようなら、信頼度は上がるでしょう。

 

ご近所さん

ご近所に外壁塗装を行った家があれば、そちらから情報を入手してもよいでしょう。施工業者はひとつだけですが、おそらくほかの業者と比較しているはずなので、それについてもたずねてみましょう。

外壁塗装業者の多くは、特定のエリアで業務を行っています。工事後のことを考えても、近隣にある業者が理想的です。

 

よい外壁塗装業者の特徴

よい外壁塗装業者とは、当たり前のことですが、これまでにしっかりとした実績を数多く積み重ねている業者のことです。以下に、よい外壁塗装業者の特徴をご紹介しておきます。

 

塗装に関する資格を持つスタッフがいる

塗装工事に資格が必要かというと、そうではありません。しかし、資格を持つものが在籍することは、どんな作業をしてくれるのか、そのレベルを判断できる要素だといえます。実際に塗装を行う職人さんの資格としては「塗装技能士(1級・2級)」、外壁の状態を見極められる「雨漏り診断士」や「外装劣化診断士」という資格もあります。

 

豊富な施工実績

多くの場合、業者のホームページには「施工実績」が記載されているはずです。塗装は知識とともに技術、経験がものを言う業界です。豊富な施工実績を持つ業者であれば、信頼度は確実に上がります。もしもホームページに実績についての言及がないようなら、メールや電話でたずねてみてもよいでしょう。

 

地域密着型の外壁塗装業者がおすすめ

少しだけ触れましたが、外壁塗装業者の多くは地域密着型です。特定の地域のみで仕事をしているため、その土地柄を熟知しています。塗装には湿度や気温が関係するため、塗装業者を選ぶなら、地元の業者がおすすめです。

おすすめの理由はそれだけではありません。大手に依頼すると、結局は下請けや孫請けの業者が作業を行うため、中間マージンが発生します。下請けや孫請けを経由することで、結局は工事の発注プロセスが複雑化し、施工が始まるまでに時間をロスしてしまう可能性があります。地域密着型の塗装業者の場合は、シンプルなプロセスなので、リーズナブルに、スムーズに事が進むでしょう。

LINEで送る

外壁塗装の耐用年数

外壁塗装の傷みは、自分では意外にわからないものです。なんとなく汚れているような気はしても、それ以上の劣化は、素人目にはなかなか映りません。ただ、専門家に見てもらうと、「そろそろ塗り替えの時期ですね」と言われてしまう…よくあることです。外壁は通常、10年程度で塗り替えます。しかし、条件によっては、それよりも前に塗装が寿命を迎えてしまう場合もあるので、7~8年ほど新築から経過しているようなら、塗装の塗り替えを検討する時期です。この記事では、外壁塗装の耐用年数について考えてみたいと思います。

 

塗装が劣化する理由

塗装の劣化の主な原因は雨風や紫外線です。家は私たちを常にこれらから守ってくれています。その中心的な役割を果たしているのが塗装です。一般的な外壁材や屋根材は、塗装されていないとその能力を発揮できません。ただ、そんな大活躍をしてくれている塗装も、長年、厳しい環境にさらされると劣化していきます。表面が粉を吹いたような状態になるチョーキング現象、カビや藻の発生、クラックなどが代表的な塗装の劣化現象です。

 

塗料により耐用年数は異なる

上記のような現象が出現したら、遅かれ早かれ、塗り替えを行わなければなりません。ただ、塗装の塗り替えは10年周期とはいうものの、そもそもなぜ10年周期で塗り替えるのでしょうか。この理由は塗料にあります。今、もっとも一般的な塗料の耐用年数が10年程度だからです。

最近はさまざまな特徴を持つ塗料が市販されているので、種類ごとに耐用年数や特徴を紹介していきましょう。

アクリル系塗料

アクリル系の塗料は、耐久性は他に劣りますが、建物の耐用年数を考慮せず、短いサイクルで頻繁に塗り替えを行う場合にとても適しています。耐用年数の目安は3~5年ほどです。

ウレタン系塗料

ウレタン系の塗料は、手に入れやすい価格で、しかも施工性がよいことから、以前は外壁塗装の主役的な存在でした。耐用年数の目安は5~7年ほどです。

シリコン系塗料

シリコン系の塗料は、性能と値段のバランスがとれている、今日の外壁塗装に欠かせない塗料です。耐用年数の目安は7~10年ほどです。

フッ素系塗料

フッ素系塗料は、ラグジュアリーな雰囲気を出せる塗料で、一般的な塗料としては最高ランクに分類されています。とても魅力的な塗料ですが、やはり高価なところがネックで、耐用年数は10~15年ほどです。

そのほかにも、あまり一般の住宅には使用されない、高価で高い機能を備えた塗料が存在します。

 

耐用年数は参考

ご紹介してきたように、塗料には耐用年数があります。しかし、これらの耐用年数は、実際の環境でテストされて決められているわけではなく、メーカーが独自に研究をして定めているものです。メーカーは通常、特別な試験機を使って耐用年数を導き出しています。かんたんに言えば、箱の中に雨風や紫外線にさらされるような疑似環境を作り出して行うテストです。そのため、実際の環境で、表示されている耐用年数分、確実に使えるわけではありません。あくまでも目安として考えるべきなのです。

しっかり建物に塗装して耐久性を試験することは、確かに難しいことだと思います。ただ、疑似環境の中で試された結果導き出された耐用年数を額面どおりには受け取れません。条件によっては、早めに寿命を迎えてしまう場合も当然あるでしょう。

日本というひとつの国の中を見ても、北海道と沖縄では大きく気候が異なります。潮風を毎日のように受け止めている海岸沿いの家の外壁、幹線道路脇にあるマンションの外壁なども、塗料は傷みやすいでしょう。とにかく、それぞれの家で条件は異なるため、塗料の寿命が迫ってきたら、まずは自分の目で壁面の状態をチェックして、不安な部分がある場合は、専門の業者に依頼して、適切な処置をとる必要があります。

 

考慮すべき「防水性」

外壁塗装の耐用年数は、あくまで目安だということをご紹介しました。そのため、一般的な住宅の場合は、新築や前回の塗装から7~8年ほど経ったら、外壁面の状態をチェックすることが望ましいのです。

再塗装を行う際は、塗料の耐用年数だけを気にするのではなく、防水性についても考慮しましょう。防水性能の高い塗料は、クラックをカバーし、なおかつ伸縮性が備わっているため、クラックがある程度開いてしまっても、その伸縮性により水の浸入を防いでくれます。

 

お手入れは外壁塗装の耐用年数を延ばす?

よい塗料を使っていても、汚れを放置していると、塗装は耐用年数よりもずいぶん早く寿命を迎えてしまうかもしれません。いつも厳しい環境にさらされている外壁の塗装を長持ちさせるためには、定期的にクリーニングを行うことが大切です。

 

外壁のクリーニング・そのタイミングとは?

外壁のクリーニングを定期的に行うといっても、毎月のようにやらなければいけないわけではないのでご安心ください。年間1~2回ほどで十分でしょう。一般的な外壁材の場合は、汚れが見える場所を中心に水洗いします。

 

外壁クリーニングの注意点

外壁クリーニングを自力で行う際にもっとも大切なことは、無理をしないことです。安全第一で、できる範囲でクリーニングしましょう。

 

・室内への水の浸入に注意

外壁の汚れは水で洗い流します。そのとき、意外にやってしまいがちなのが、窓やドアから水を室内に噴射してしまうこと。換気扇やサッシなども要注意です。できれば養生してから作業を始めましょう。

 

・ブラシはソフトなタイプで

外壁の汚れは、水で濡らしたあとに中性洗剤を使って落としますが、この際に、あまりに硬いブラシを使ってしまうと、塗装面を傷めてしまう可能性があるので、ソフトなものを選んで使いましょう。あくまでやさしくが基本です。

 

・ゴム手袋は必須

洗剤を使うので、ゴム手袋を用意しましょう。カビ取りのために専用洗剤を使う場合は、必須です。

 

・高所で無理をしない

脚立などを使って作業をする場合は、無理しないようにしましょう。事故を防ぐため、なるべく2人以上で作業してください。

 

・条件のよい日を選ぶ

外壁のクリーニング後は自然乾燥させるので、天気がよく、風の弱い日を選んで作業しましょう。

 

やさしくお手入れ

外壁は、塗装を傷つけないよう、やさしくお手入れすることが大切です。

 

・中性洗剤

中性洗剤は、そのまま使用するのではなく、10倍以上に薄めてから使用します。汚れの中には、擦らなくても落ちるものもあります。汚れが頑固な部分にだけ洗剤を使うとよいでしょう。

また、目地やコーキングは、ブラシを使わずに、さらにソフトな雑巾などで汚れを落とします。

 

・高圧洗浄機の使用

広範囲に汚れがある場合は、高圧洗浄機を使ってもよいでしょう。高圧洗浄機が自宅にないという方もいらっしゃると思いますが、最近はホームセンターでもレンタルサービスを行っている場合があるので、検討してみてはいかがでしょうか。

 

周囲のお手入れも大切

外壁のクリーニングやお手入れというと、どうしても外壁そのものに注目してしまいますが、外壁の周囲にも目を向けましょう。たとえば、外壁のすぐ近くに植え込みがあり、常に湿気が溜まりやすい場合は、少しすいてみると通気性がよくなります。また、ゴミ箱などを外壁のすぐ近くに置いている方も多いと思いますが、物を置きっぱなしにするのもあまりよくありません。

 

まとめ

外壁塗装の耐用年数は目安です。耐用年数が近づいてきたら、まずは外壁の状態をセルフチェックしてみましょう。塗り替えを検討するのであれば、耐用年数だけで選ぶのではなく、特に防水性能を重視して塗料を選ぶことをおすすめします。

LINEで送る

外壁塗装の色選びで失敗しない方法

外壁を塗り替える際に悩むのが色選びです。美しい外観にしようと思っても、いざ選ぼうとすると、センスはともかくとして、1色?2色?それ以上のコンビネーション?など、悩みはつきません。そんな方のために、外壁塗装の色選びのポイントについてご紹介します。

 

外壁塗装の色選びのポイント

外壁を自分の好きな色で塗れば住み心地のよい家になる…というわけではありません。外壁のカラーセレクションには、押さえるべきポイントがあります。

 

2つの同系色で塗装

数ある色の中から、系統の近い2色を選んで外壁に塗る方法です。たとえば「青緑と青」、「黄色と黄緑」などがこの同系色に当たります。同系色で外壁を塗装すると、配色をうまくまとめられるでしょう。

 

最大でも3

あれもこれもという感じで色を選んでも、周囲から浮いて見えてしまいます。色数が増えると、雰囲気をまとめることができなくなるからです。3色を選ぶ場合、全体の70%程度に使用する「ベースカラー」、25%程度に使用する「アソートカラー」、そして残りの5%ほどの面積に使用する「アクセントカラー」という感じで考えると、色選びがうまくいきます。

 

色を分離させてバランスをとる

好きな2色を選んで塗りたいのに、どうにもバランスが悪い…このような場合は、もう1色選んで、2色の間に入れるとバランスよく見せられる場合があります。3つめのカラーがボーダーとなることで、配色のコントラストを調整してくれるのです。同系色の場合は、配色にメリハリをつけてくれますし、逆に差の大きい色の組み合わせでは、ソフトに見えるようになります。この役割にふさわしいのは、白や黒、灰色などの無彩色と、低彩度色です。

 

業者と一緒に考える

家のカラーコーディネートがどうしても決まらない場合は、塗装業者と一緒に考えてみましょう。これまでに数々の外壁や屋根を塗ってきた経験豊富な塗装業者は、塗装のお悩み相談には最適の相手です。ご近所や周辺の雰囲気、そして顧客の希望を考えたうえで、最適な組み合わせをいくつか提案してくれるでしょう。愛着のある家の塗り替えですから、悩むだけではなく、色選びもしっかり楽しみたいものです。楽しみながら色を選べれば、きっと仕上がりも満足いくものになるでしょう。

 

外壁塗装の色選びで注意すべき点

自分で色を決められたら、すぐに作業を依頼したくなるものですが、ちょっと待ってください。そのまま依頼してしまうと、失敗してしまうかもしれません。なぜでしょうか?ここからは、その「なぜ」について解説します。

 

パソコンで見るカラーと実際のカラーは異なる

外壁の色を選ぶ際は、多くの方がコンピュータを使うことと思います。最近はカラーシミュレーターを用意している塗装業者も増えてきていますが、実際に外壁に塗られたカラーを見ると、パソコンで見た色との違いにびっくりすることでしょう。これは主にディスプレイの違いによるものなのですが、なかなか実際のカラーをディスプレイ上で表すのは難しいため、「これはまだイメージで、実際の色は異なる」と考えておきましょう。

 

塗る色の面積によって印象も変わる

パソコンのディスプレイ同様、業者で見せてもらう色見本も、実際に塗ると印象は大きく異なる場合があります。色見本は小さな紙切れのようなものですが、実際にこの色が塗られる外壁はとても広いので、まったく印象が変わってしまうのです。これを「色の面積効果」と呼びます。

通常、色は塗られる面積が広がることで明度、彩度が上昇。明度が上昇すると、色は明るさが増しますが、薄く見えるようになり、彩度が上昇すると色はあざやかに見えるようになります。色相も、色の面積が広がると影響を受ける要素のひとつです。面積が広がることで、色相が強調されます。

日光のあふれる屋外で写真を見る場合と、室内の蛍光灯の下では、同じ色でもまったく見え方が異なることを私たちは知っています。業者に依頼する場合は、大きめの色見本を用意してもらい、晴れた日の外壁に当てて、その色の雰囲気をかならず確認しましょう。

塗料によっては、色見本のカラーに対応していない場合があります。もしも塗料にこだわりがあるのであれば、業者にその旨を伝えておくとよいでしょう。

 

外壁の汚れを目立たせない色選び

外壁塗装は、外観をよく見せることだけではなく、建物を保護する目的で行います。多少の汚れが付着しても塗装が保護してくれるので、外壁そのものや、建物の内部にダメージが及ぶことはありませんが、経年により劣化すると塗装は本来持つ能力を発揮できなくなっていくので塗り替えなければなりません。どうせ塗り替えるのですから、自分が好きな色に塗り替えるという考え方もありますが、実用面を考えるなら、汚れの目立たない色という選択肢もあるのではないでしょうか。

 

外壁が汚れる原因

 

大気汚染

外壁はどうしても汚れてしまいます。その原因の多くは大気汚染です。排気ガス、PM2.5、土埃などが外壁に付着して汚れとなります。

 

カビやコケ

カビやコケは湿気を原因とする汚れです。特に日光のあまり当たらない外壁に繁殖しやすいので注意しましょう。カビやコケの発生は、外壁の塗り替えサインのひとつです。放置せずに速やかに対処する必要があります。

 

換気扇や排気口

換気扇や排気口の周辺は、油汚れが付着しやすい場所です。定期的にクリーニングしないと取り除けなくなるので注意しましょう。

 

サッシ

サッシ周辺の汚れは、シーリング材の劣化が原因の可能性があります。シーリング材が劣化し、ひび割れるなどの症状が出ている場合は、水分が外壁材の中にまで浸透してしまう可能性があるのですぐに対処しましょう。

それでは、このような汚れが目立ちやすい場所に最適な色は何色なのでしょうか?

 

汚れがあまり目立たない色

 

グレー

外壁の汚れがあまり目立たない色としてよく選ばれているのは「グレー」です。街を歩いていてグレーの家が目につくのはそのためです。

グレーは、ほとんどの汚れと同じ系統の中間色なので汚れを目立たせません。

 

そのほかの色

グレーはあまり好みではないという方はご安心ください。グレーのほかにも汚れをカモフラージュしてくれるカラーはあります。ベージュやライトブラウンといった系統の色は、汚れのカモフラージュに最適です。また、意外なところではアイボリーも比較的汚れを目立たなくしてくれます。

これらは明るさも備えたカラーなので、家の外観を重々しく見せることはありません。外壁塗装の際には、選択肢として考えるべきカラーです。

 

汚れが目立ちやすい色

逆に汚れが目立ってしまう色もあります。こちらは皆様もすぐに思い浮かべられると思います。白と黒です。

白と黒などの原色は、汚れが付着すると、そのコントラストが明確になってしまうために汚れがはっきり目立ちます。そのため、あまり外壁にはおすすめできません。これらの色を外壁に塗る場合は、自浄作用を持つ機能性塗料を使用したほうがよいでしょう。

 

まとめ

外壁塗装の色選びで重要なポイントについて紹介してきました。実際の外壁のカラーは、コンピュータ上でのシミュレーションや、色見本で見るものとはかなり異なります。好みのカラーリングが見つかったら、太陽の下で実際に外壁に当てて、その雰囲気を確認することが大切です。この記事でご紹介した内容を参考にして、塗り替えを楽しんでみてください。

LINEで送る

外壁塗装に最適な時期とは?

新築から時間が経過し、外壁に汚れが目立つようになると、「そろそろ塗り替えの時期?」と考えている人もいるかもしれません。この記事では、外壁塗装はいつ行えばいいのか、長期的な視野で考えた場合と、季節的な視野で考えた場合の両方について解説していきます。

 

外壁塗装・長期的な視点での塗り替え時期

外壁は、一般的には10年周期で塗り替えるのが望ましいとされています。新築時の外壁材や、その上に塗られる塗料の寿命から考えると、「だいたい10年」が目安になる…ということなのですが、もちろん、何らかの理由で塗り替え時期が早まってしまうことはあります。そのため、新築、もしくは前回の塗り替えから7~8年程度が経過したら、外壁の状態を必ずチェックしましょう。

症状から判断する塗り替えの必要性

塗り替えは、一応の基準として10年周期で行うと考えておけばよいのですが、外壁の劣化状況によってはもっと早く塗り替えなければならない場合もあります。台風や地震などの影響で外壁がダメージを受けている可能性もあるので、塗り替え時期は外壁の状態を見て判断するのがもっとも正確です。

 

色あせてきた

外壁の色が新築当時よりも薄く見えるような場合、ほとんどは紫外線が原因です。色あせはそれほど重大な劣化ではないので、今すぐに塗り替えなければならないわけではありません。ただし、すでに劣化は始まっているという認識を持ち、今後の経過を観察するようにしましょう。

 

白華現象

白華現象は、チョーキングとも呼ばれる現象です。外壁に触れるとチョークのような粉っぽい物質が手に付着するのですぐにわかります。外壁がこのような状態になると、塗装の機能がすでに低下しているため、そのままにすると雨水などの水分が外壁材にまで浸透してしまうかもしれません。そのため、この白華現象が発生した場合は、できるだけ早く業者に状態をチェックしてもらいましょう。

 

塗装のはがれ、浮き上がり、割れ

一見、きれいに見える外壁でも、よく見ると塗装がはがれていたり、ふくらむように浮き上がっていたり、ヒビ割れしていたりする場合があります。これはすでに、塗装の下に水が入り込んでしまった可能性が高いので、早急に状態をチェックする必要があります。ヒビ割れは、髪の毛のように細かいものから、かなり太めのものまでさまざまですが、太さ0.3mmを超えるようなヒビ割れについては、大至急、修繕しなければなりません。すでに外壁材にまで水分が達しているということは、外壁材にもダメージがあるかもしれないということ。深刻な状態になる前に、業者へ連絡しましょう。

 

シーリング材の劣化

外壁は1枚で構成されているわけではありません。外壁材と外壁材の間には、目路を埋めるようにシーリング材が充填され、雨水などの浸入を防いでいます。このシーリング材は、元々はやわらかいのですが、経年劣化によりだんだん硬化していきます。するとヒビ割れやすくなり、そこから雨水などが入り込み、建物の内部に浸透してしまうため、早急に対応する必要があります。

このように、症状によっては、それほど塗り替えを急ぐ必要のない場合もありますが、そんな場合でも劣化は確実に進んでいるので、経過はしっかり観察しなければなりません。完全にヒビが入っていたり、塗装がはがれていたりする場合は、新築や前回の塗り替えから10年経過していなかったとしても、塗り替えを急ぐ必要があります。そのまま放置してしまうと、雨漏りなどの原因になり、建物の寿命を大きく縮めてしまう結果になるでしょう。

 

外壁塗装に適した条件

外壁塗装を行う周期の目安は10年。しかし、外壁の状態によっては、それ以前に行う必要があることを解説してきました。ここからは、外壁塗装を行うのに適した条件についてご紹介していきます。日本には四季がありますが、東西南北に広い国土を持つため、地域差もとても大きくなります。

雨の日に外壁を塗装することは不可能ですが、雨が降っていない限り、作業は年間をとおして行えます。ただ、できれば天気の安定する時期に作業を依頼したいものです。ここからは、外壁塗装に適した条件についてお話ししていきます。

 

湿度と気温が重要

塗装作業において、何よりも重要なのは「気温」と「湿度」です。これは外壁に塗る塗料の性質によるもので、ほとんどの塗料メーカーが、塗料を塗る際の気候的な条件を、気温は5℃よりも上、湿度は85%未満と規定しています。これを考えると、雨の日や冷え込む冬場は塗装できないということになりますが、これ以外の条件下なら、塗装はできると考えてよいでしょう。

 

外壁塗装は年間をとおして可能

とはいえ、上記の条件に大まかに合う季節を考えると、それはやはり「春」か「秋」ということになるでしょう。春と秋は、天気が安定しないこともありますが、気温や湿度は条件にぴったりと当てはまります。もちろん、雨の日は業者も作業はできませんが、比較的、スケジュールどおりに作業は進行しやすい時期です。ただし、それは塗装業者の繁忙期であることも意味します。春や秋に外壁塗装を依頼する場合は、なるべく早めに申し込みましょう。

 

湿気が多い時期の外壁塗装について

春や秋でなくても、外壁塗装は可能です。気温や湿度は理想的とはいえないものの、作業に著しく影響があるわけではありません。

夏場に塗装作業を依頼する場合、窓が開けられない日があるかもしれません。しかし、部屋にずっといなければならないわけではありませんし、気温が高くなることから、実は塗料が乾きやすいというメリットまであります。

冬場は、気温が常に5℃以下になるような地域では、塗装作業は不可能です。しかし、それ以外の地域であれば、低温により工期がやや延びる可能性はあるものの、業者はそれほど忙しくないので、工事の予約を入れやすいでしょう。ただし、ベストシーズン以外に塗装工事を依頼する場合は、塗装について深い知識を持つ業者に依頼したいものです。

たとえば、暑く、ジメジメとした夏の塗装作業では、普通の水性塗料を使うよりも、溶剤塗料を使うほうが、天候の影響を受けずに作業することが可能です。これは元々の塗料の性格であり、スケジュールが長引きやすい夏の塗装作業にぴったりです。経験豊富な業者であれば、このようなことも知っているはずなので、業者を探す際の参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

工期延長への対策

夏場や冬場の塗装工事は工期が延びがちです。天候による延長で追加料金がかかるということはありませんが、業者により延長料金を請求してくることがあるので、契約書の内容を精査したうえでサインすることが重要です。

作業期間が延びると、屋内での作業はないにしても、暮らしづらさを感じるかもしれません。工期は普通、10日から2週間ほどですが、ご家族の生活様式とうまくかみ合わないことも考えられます。作業期間のみ仮住まいを借りるというのもひとつの方法です。

 

まとめ

外壁塗装の最適な時期について、長期的、そして季節的な視点からご紹介しました。一般的に、外壁塗装は10年周期で行います。しかし、これはあくまで目安です。外壁の状態をチェックしたうえで適切に判断しましょう。

外壁塗装に向く季節は春と秋ですが、塗料が使用可能な条件下であれば、年間をとおして塗装工事は可能です。工期が延びる可能性があることを考慮したうえで、経験豊富な業者に作業を依頼しましょう。

LINEで送る

屋根 漆喰工事

長浜市北ノ郷町にて瓦屋根の漆喰工事を行ってます!

今日の昼間はかなり暑いですが、当社の職人は頑張ります!

あ、当然水分補給はしっかりしてますんで(^ω^)

屋根の漆喰は特に積雪の多い滋賀県北部ではひび割れ、剥がれが目立ちます!

放っておくと、棟が崩れてきたり、雨漏れの原因にもなりますので、早めの漆喰補修が大切ですよ~!

当社では火災保険による修理にも対応させ

て頂いておりますので、お気軽にお問い合わせください!

LINEで送る

彦根市・長浜市での外壁塗装・屋根工事ならグリーンホームへ!

blog01お客さま満足度120%を目指して
~外壁塗装・屋根リフォーム工事から雨漏り修理まで、滋賀県下1,500件以上の実績~

当社のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
グリーンホーム代表の村井です。

1997年にリフォーム業に携わり、滋賀県彦根市・長浜市に根付いた活動を続けております。
おかげさまで、これまで1,500件以上の施工に携わり、その数だけお客さまの笑顔を見てきました。

これは、外壁塗装・屋根工事に特化した地域密着の施工業者として、お客さまから厚い信頼をいただいているからだと自負しております。

屋根や外壁・雨樋は、私たちの安全な暮らしを守る大切なもの。
暑い日も寒い日も雨の日も、快適な住空間を保っていられるのは、健康な住まいがあるからこそです。

これからもすぐそばで暮らしを見守り、お困りの時はすぐに駆けつけられる体制づくりを整えてまいります。
どんな小さなトラブルでもかまいません。どうぞご遠慮なくお問い合わせください。

●フリーダイヤル: 0120-911-245 (9:00~19:00)
●メール: こちらのフォームよりどうぞ(24時間受付)≫
●対応エリア: 彦根市・長浜市を中心に滋賀県全域




外壁塗装≫ 屋根塗装≫ 屋根工事≫ 雨樋・板金工事≫ ベニガラ塗装≫




\【注目トピック】火災保険を理解して、適切な屋根修理を行いましょう!/ 

LINEで送る

▲TOPへ